小児整形外科
小児整形とは
小児整形外科は、成長期にある子ども達(新生児から学童期、思春期まで)を対象とした整形外科です。
子どもは成長する能力を持ちます。
成長による変化はとても大きく、成長とともに、ケガや病気により障害された機能や変形が自然に回復、矯正される場合があります。
一方で成長とともに悪化することもあります。
そのため小児整形外科では正常な成長や骨格の変化を知りながら診療を行う必要があります。
また治療の評価には数年の経過観察を要する場合もあります。
ケガだけでなく、学校健診で脊椎などの異常を指摘された、原因がよくわからない足の痛みを訴えている、姿勢が悪い、歩き方がおかしい、よく転倒する、首の動きが悪い、といった症状がみられる場合は遠慮なくご相談ください。
当院の取り組み
当院では「成長」という要素を踏まえた総合的な診断と治療を心がけます。
ケガや病気によって障害された機能を、子どもの成長する力を借りて治療してまいります。
精神的なケアを含めてご家族と相談しながら子どもの成長と発達を支援できるように努めていきます。