その症状は関節リウマチかもしれません
関節リウマチにはさまざまな症状があります。
関節リウマチには、3つの主観的な症状があります。
「痛み」、「倦怠感」、「こわばり」です。
また、「関節の症状」と「全身の症状」というように、症状が出る場所の観点からもさまざまな形をとります。
主観的な症状
1:「痛み」
関節リウマチの患者さんの61%で「痛みが日常動作の障害」になっています。痛みを感じる場面や程度は人によってさまざまです。例えば次のような場面で痛みを感じることがあります。
- 重い物を持つと、手首がズキンと痛む
- 階段の上り下りで、膝がズキンと痛む
- お風呂に入るとき、からだ中がズキズキ痛む
- ドアノブを回そうとしたら、手首がズキッと痛む
- ペットボトルのふたを開けるとき、手先がズキッと痛む
- からだ中がズキズキ痛んで眠れない
2:「倦怠感」
関節リウマチの患者さんの37%が、「日常生活で倦怠感」を感じています。「原因不明のだるさが続いていたのは、実は関節リウマチが原因だった」と後になって気づく場合もあるようです。
- 全身がだるくて動きづらい
- だるくて力が入らない
- からだが鉛みたいに重い
- 座ってなにかにもたれていたくなる
- 眠気がして横になっていたい
3:「こわばり」
「からだのこわばり」も関節リウマチの患者さんの52%が経験する症状です。具体的には次のような症状のことがあります。
- 起きて10分ぐらいは指がカチカチで動かない
- 手がギシギシする
- 足首がカチカチで、ロボットになったみたい
- まるで足が棒になったような感覚
- 首が張り付いているような感じ
- 肩がギリギリと鳴っているよう
「関節の症状」と「全身の症状」
1. 「関節の症状」
2. 「全身の症状」
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